株式会社Engineerforce様

ご協力:代表取締役 飯田 佳明様 
ご利用サービス:Webアプリテスト
URLhttps://engineerforce.io/
インタビュアー:ポールトゥウィンベトナム テストチーム管理者 鎌倉 庄治

ITエンジニアに特化した見積もり工数のナレッジシェアツール『Engineerforce』を提供している株式会社Engineerforce様。
当社のWebアプリテストサービスをご利用いただいております。
今回は、代表取締役の飯田様に当社サービスの導入背景や効果、今後の展望などをお聞きしました。


スタートアップ企業にはうってつけの価格帯に関心

鎌 倉:本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。はじめに、貴社についてお聞かせください。

飯田様:私どもの会社は、BtoBの自社SaaSプロダクトを行っているスタートアップ企業です。エンジニアの見積もり作成を効率化するツールを提供しています。その他、受託開発やITコンサルなどのサービスも提供しています。

鎌 倉:テストの外注化を検討される背景として、貴社が抱えていた課題をお聞かせください。

飯田様:私たちが開発している見積もりのプロダクトは、金額に関わるものなので、バグは絶対的に許されません。バグを出さないためにテストの自動化やCI/CDなど、様々な仕組みを活用してきましたが、それでもバグが発生してしまう状況でした。今回、事前テストを専門業者に頼み品質向上を図ってみようということで、外注を検討していました。

鎌 倉:PTWベトナムにWebアプリテストをご依頼いただいたきっかけ・決め⼿は何でしょうか。

飯田様:弊社はテスト会社への依頼が初めてでしたので、対応レベルや品質はどんなものかなど、正直分からない部分がありました。その中で、PTWベトナムからは発注しやすい価格をご提示いただいたので、ものは試しの気持ちでご依頼させていただきました。

バグが許されない領域での質の高いサービスの提供を実現

鎌 倉:今回モンキーテストをご依頼いただきましたが、その成果、内容についてはどのような印象をお持ちでしょうか。

飯田様:常に良かったと思っています。こんなに隠れているバグが出てくるものなのかと、非常に驚きました。スタートップは、バグがあってもリリースした方が良いといった思想が、現在も少なからず残っております。バグが出ても、仮説検証しながらブラッシュアップしていく、という考え方自体は素敵な発想ですが、我々が提供している見積もりの領域になると、やはりバグは絶対的に許されません。
想定される使い方をしたときに想定通りの結果になるかを確かめる正常系のテストは、自動化やCI/CDでバグの発生を抑えることができたのですが、本来の仕様から外れた状況を想定した異常系テストでは、どうしてもバグが発生しやすくなっていましたので、その部分はプロに頼んでよかったなと思っています。

鎌 倉:ありがとうございます。開発者さんには開発者さんならではの常識があるからこそ、それだけで完結してしまうと想定していないバグが発生することも多いと思います。私たちの第三者検証が少しでもお役に立てているようでしたら、非常に嬉しいです。
では、弊社サービスを導入していただいて良かった点をお聞かせいただいてもよろしいでしょうか。

飯田様:バグの再現性を手順通りの書いていただいたのは非常に助かりました。それがバグなのかバグではないのか、偶然起こったバグなのかなど、書いていただいた手順通りにすることで切り分けをすることができました。実際に起きたバグのエビデンスも提供いただいていて、開発側でも同じようなバグが再現できましたので、そこは特に良かったと思っています。

鎌 倉:ありがとうございます。私たちは第三者検証なので、開発側のテストでよくある「事象だけを報告する」のは、サービスとして成立しないと考えております。開発側が見やすくなればという気持ちで、手順や再現率を記載させていただいております。

日本人と遜色ないレベルでの対応に驚き!

鎌 倉:御社は外国籍の開発者さんも在籍していらっしゃいますが、御社のテスト観点から見て、弊社ベトナム人テスターに対してのご感想などございますか。

飯田様:そうですね。やはり当初は、言語の部分で工数がかかるのではないかと考えていました。ですが、実際に提出していただいた手順書やテストの内容を見ると、日本人と遜色ないレベルで対応してくださっていたので、そこは良い意味でのギャップがあったかなと思います。

鎌 倉:今回ご依頼いただいたテストで他の社員様や現場からの声や感想はございますか。

飯田様:弊社の開発にはミャンマー人と台湾人がおりますが、御社に依頼してからプロダクト開発が非常に助かったと、テスト会社と一緒に開発を進めることは、非常にいい経験だったと話しておりました。

鎌 倉:では最後になりますが、今後、PTWベトナムに期待していることがあればお聞かせください。

飯田様:今はバグの検知をしていただいていますが、それ以外に、UXの部分ですね。ユーザー目線に立って、使いづらい部分の改善提案までしていただけると非常に助かります。

鎌 倉:ありがとうございます。私たちも、付加価値というところで、UI・UXの改善というのはぜひ盛り込んでいきたいなと思っています。

本日はお忙しい中、長時間にわたりご協力いただき、ありがとうございました。

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